【IT導入補助金2025】スケジュール最新情報と、審査に通る申請戦略のコツ
こんにちは、パークフィールド株式会社、補助金担当スタッフです。
今回は、IT導入補助金2025のスケジュールについて、皆様に情報をお届けします。
弊社はIT導入補助金の「導入支援事業者」として、皆様のITツール導入・活用をサポートしています。取り扱っているツールはいずれも、弊社が自社EC事業を通して活用し、実際に成果に直結すると実感を得られたものを厳選しています。こうした事業により、これまで数多くの皆様のIT導入補助金活用をご支援してまいりました。
さて、そんなIT導入補助金ですが、2025年度はこれまでと少しスケジュールが異なります。例年であれば、3月頃には交付申請の第一次締切がありましたが、今年は第一次締切が5月12日と、例年より遅くなっています。
補助金の申請を急ぎたい場合は少しもどかしい気持ちになりますが、このスケジュールは必ずしもデメリットばかりではありません。そこで今回は、例年と異なるIT導入補助金2025のスケジュールの背景と、それに合わせた申請戦略のコツについて、皆様にお伝えいたします。
IT導入補助金2025のスケジュールは例年と違う!?
まずは事実確認をしておきましょう。
2025年度のIT導入補助金の交付申請スケジュールは、以下のようになっています。
《IT導入補助金2025 交付申請 一次公募スケジュール》
※二次公募以降のスケジュールは公開されていません(2025/3/3時点)
募集期間 | 2025年3月31日(月)受付開始~(予定) |
締切日 | 2025年5月12日(月)(予定) |
交付決定日 | 2025年6月18日(水)(予定) |
事業実施期間 | 交付決定~2025年12月26日(金)17:00(予定) |
事業実績報告期限 | 2025年12月26日(金)(予定) |
https://it-shien.smrj.go.jp/schedule/
締切日が5月12日、交付決定日が6月18日ですので、第一次公募に最速で応募しても、実際に採択の結果が出るのは交付決定日の6月18日まで待つことになります。例年であれば、たとえば2024年度の場合、第一次の締切日は3月、交付決定は4月でした。例年よりも、1~2ヵ月ほど遅いスケジュールとなっています。
補助金の申請事業は、交付決定を待ってから着手する必要があります。そのため、「IT導入補助金2025を活用して事業を行おう」と思った場合、どうしても6月18日以降の着手とせざるを得ません。事業を早く進めたいと考えると、もどかしい気持ちになりますね。
スケジュールが例年より遅い原因は、補正予算の執行の遅れ?との噂も
例年よりもスケジュールが遅れている理由は定かではありませんが、一説によると、補正予算の執行の遅れが原因ではないかとの噂もあります。
IT導入補助金は国の制度のため、国の予算に大きな影響を受けます。2025年度当初のIT導入補助金の財源は、2024年度補正予算で賄われる仕組みです。例年であれば11月末頃に補正予算が成立するのですが、2024年度の補正予算は衆議院選挙を挟んだこともあり、12月17日成立と、例年よりやや遅れる運びとなりました。
こうした影響により補正予算の執行が遅れ、それが原因でIT導入補助金2025のスケジュールも例年よりやや遅れているのではないかと言われています。
2025年度IT導入補助金スケジュールに関する最新情報(3/3追記)
なお報道によると、2025年度の本予算もやや遅れており、自然成立しないことが確定しています。これは10年ぶりの出来事だそうです。
そのため、2025年度のIT導入補助金のスケジュールは、全体的に例年より後ろ倒れになる可能性も出てきました。補助金に詳しい方は、例年通りのスケジュール計画だとズレが生じてしまう恐れがあるため、注意が必要になりそうです。
例年と異なるIT導入補助金スケジュール、申請戦略は?
さて、このように例年とやや異なるスケジュールとなっているIT導入補助金2025ですが、これは必ずしもデメリットばかりではありません。
もちろん、「とにかく早く交付決定を受けて事業を前に進めたい」という場合など、補助金のスケジュールの遅れにガッカリしてしまうこともあるでしょう。しかし、落胆する材料ばかりではなく、メリットと捉えることもできます。
交付申請の受付は3月末からスタート
まず、IT導入補助金2025のスケジュールが例年より後ろ倒しになっていると言っても、交付申請の受付は3月末からスタートしています。そのため、早めに交付申請を出すことも可能です。
準備期間に余裕を持てる
また、補助金のスケジュールが遅れているということは、言い換えれば、準備期間を十分に取れるということです。補助金の締切りに追われず、じっくりと腰を据えて事業の見通しを立て、申請の準備を整えることができます。
早めに申請準備をスタートすれば、じっくりと時間をかけて詳細を詰め、隙のない申請ができるため、審査に通る可能性もさらに高まるでしょう。
補助金の財源が潤沢にあり、審査に通りやすい
これは確実な話ではなく、あくまで経験則に基づくものですが、IT導入補助金は年度当初のほうが審査に通りやすく、年の終わり頃になると急に審査が厳しくなることがあります。その理由は定かではありませんが、年度当初は補助金の財源が潤沢にある一方で、年末近くになると財源が枯渇し、あまり積極的に採択できなくなる…といった事情があるのかと思います。
こうした財源の事情を考えると、2025年はスケジュールが遅れているため、一次公募の交付決定がされる6月時点でも比較的潤沢な予算が残っており、審査に通りやすいのではないかと考えられます。
IT導入補助金2025のスケジュールに合わせた申請戦略:じっくり準備して一次公募で申請を!
さて、こうしたスケジュールから考えると、IT導入補助金2025の申請戦略は、時間的猶予のアドバンテージをいかに活かすかが重要になるでしょう。
一次公募の交付決定が6月まで後ろ倒しになっているぶん、申請を焦る必要はあまり高くありません。かといって、のんびり構えていると、結局は準備期間が不足してしまいます。スケジュールが後ろ倒しになっているからこそ、申請の準備を早めに開始し、じっくりと腰を据えて万全の準備を整え、審査が比較的通りやすい一次公募で着実に通していく方針が良いでしょう。
交付申請の受付開始は3月末からとなっていますが、それを待つことなく、早めに準備をスタートすることが重要です。
申請する事業の計画を練り、ITツールと導入支援事業者を選定し、補助対象経費の項目を列挙し、費用を算出して見通しを立てるなど、補助金申請の実務は多岐にわたります。自社単独で申請の準備をしていると、思わぬ見落としがあってしまうもの。早め早めに、IT導入補助金の専門家や導入支援事業者に相談し、体制を構築していきましょう。
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IT導入補助金2025 弊社対応ツール一覧
・ネクストエンジン
ECサイトの在庫管理や仕入れ・発注、商品管理を最適化し、業務効率を大幅に向上させる必須ツールです。多店舗展開への第一歩としても欠かせません。弊社自身も自社でECサイトを運営しており、その経験を活かした“成果につながる導入支援”をご提供いたします。
・クラウド会計ソフト
「freee会計」「弥生オンライン」「マネーフォワード」の3つのクラウド会計ソフトに対応しています。御社の事業規模や実務のニーズに合わせ、最適なクラウド会計ソフトを選定し、導入と補助金活用をお手伝いいたします。
・クラウドPOSレジ「スマレジ」
iPadやiPhoneをPOSレジに!導入費用を抑えて、本格的なPOSシステムを導入できると人気の「スマレジ」も、IT導入補助金2025対応ツールとして、弊社にて取り扱っております。「ネクストエンジン」と合わせて導入することで、さらに効果的な活用も。補助金額の上限も引き上げることが可能です。
この他、動画活用ツールやAIツール等、さらに取り扱いツールを拡充していく予定です。
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