マーケティングプラットフォームGetResponseでWeb集客

GetResponse(ゲットレスポンス)は、メールマーケティングやランディングページ作成など、ビジネスに必要な機能をオンラインで実現できるマーケティング・プラットフォームです。

インターネット上でビジネスを展開したいと思ったとき、さまざまなツールを使ってビジネスの準備が必要です。それはたとえば、ホームページだったり、SNSのアカウントだったり。しかし、一つひとつを実際にオンラインですべて管理するのは大変ですよね。

そして、そのビジネス立ち上げの準備にあたって、メールでの連絡やランディングページを作っていくことは、非常に重要な役目を果たします。ただ、そんなに重要でありながらも、ノウハウが公開されていることはめったにありません。あっても、メールマーケティングは一昔前のものとみなされ、配信しても開封されない、迷惑メール扱いにされるなど、時代と合致していない点があるのは事実です。

では、レスポンス(応答)を文字通り得ることはできないのでしょうか?今回はそのためのツールをご紹介します。それに加えてこの記事では、GetResponseの無料アカウント作成手順を、わかりやすく説明します。

またダッシュボードが30日間、無料で使えるため、非常にパワフルな管理機能をまずは使ってみて、感覚を試してみることができます。そして、メールを配信し、ランディングページに誘導して、売上を立てましょう。

GetResponse(ゲットレスポンス)とは?

GetResponseは、誰でもかんたんにオンラインマーケティングを始められる、本格派のマーケティング・プラットフォームです。

メーリングリストの作成や配信、ワークフローの自動化、ランディングページの作成、Webセミナーの管理など、ビジネスに必要な一通りの機能が揃っており、すべてをオンラインで行うことができます。

Web集客の基本ツールとして、まずあなたが、Web上で知名度を高め、ビジネス成功者への階段を駆け上っていこうと考える際に、非常に有益なツールとなります。

基本機能の一部が無料で使えるので、まずはアカウントを作るだけでも価値があります。クラウド型なので、利用しないことには費用も発生しませんので、まずは無料で開設してみることをオススメいたします。

では、今回は、日本語版のあるGetResponseの概要を知るとともに、使い方を学んでいきましょう。アカウント開設も、ダッシュボードおよび機能の操作も、直感的にできますので、まずはメールアドレスを準備して、GetResponseにアクセスしてみましょう。

GetResponseがあれば、ビジネスに必要なマーケティングツールを、比較検討しなくとも、スムーズに一元管理できます。

GetResponseの機能

GetResponseには、新規ビジネスの立ち上げに必要な機能が揃っています。

メールマーケティング

 ドラッグ&ドロップで美しいメール画面が作成できるエディター、オートレスポンダー、メール分析ツール、A/Bテストなどが利用できます。

マーケティングオートメーション

 顧客の反応によって、ビジネスの流れをワークフロー化できます。たとえば、メールが開かれなかったら2日間待って、再度リマインダーメッセージを送付するなど。フローの作成はドラッグ&ドロップで簡単に行えます。

ランディングページ

 HTMLなどの知識がなくても、テンプレートを利用してランディングページを作成可能です。さまざまな業種にわたる美しいテンプレートが用意されています。

Webセミナー

 Web上でセミナーを開催するために必要な機能(招待状の送付、リマインダー、フォローアップメールなど)を利用できます。

GetResponseでできることを無料で行おうと思ったら?

GetResponseでは、上記で紹介したような機能をまとめて使えるためとても便利です。

では、GetResponseを使わずに無料サービスで同じことを行おうとすると、どのようになるのでしょうか?

GetResponseと無料サービスを、手間や安全性の観点から比較していきます

メールマーケティングを無料サービスで行う場合

メールマーケティングは、次の4つの要素から成ります。

① メール配信先の管理
② メール本文の作成
③ メーリングリストへの配信
④ 配信に対するレスポンスの管理

無料サービスを使ってこれらを行おうとすると、たとえば大手の無料メールサービスGmailや、メーリングリスト作成サービスを使うことになるでしょう。

Gmailの場合、メールは送れますがメーリングリストが作れず、宛先を一つひとつ打たなくては成りません。顧客を管理するという観点から、非常に手間がかかります。また、美しいHTMLメールを作りたい場合も、タグを打たねばならず専門知識が必要になります。

Gmailのほかにも無料のメーリングリスト作成サービスもありますが、個人情報管理の観点から問題があります。

無料のメーリングリストサービスを使うと、大切な顧客情報(お客様のメールアドレス)を広告会社などに盗まれてしまう危険性が非常に高く、ビジネスとして使うにはハイリスクです。あまり使うべきではないでしょう。

配信に関するレスポンスの管理も、すべて手動になります。(詳しくは次の項目をご覧ください)

マーケティングオートメーションを無料サービスで行う場合

マーケティングオートメーションとは、顧客がメールを開封したかどうかを知ること、そしてその反応によって、リマインドメールの送信などを自動で行うことを指します。

無料サービスでこれらのことを行ってくれるサービスは、残念ながら多くありません。人が手動で行うことになるでしょう。

その場合、配信先が増えれば増えるほど、手作業で開封確認をしたりリマインドメールを送るにはとても手間がかかります。

配信漏れや宛先間違いも起こりやすくなるでしょう。

ランディングページを無料サービスで行う場合

ランディングページの作成は、多くの場合Web製作会社への業者へ依頼によって行われ、10万円以上の価格がかかることが通常です。無料で作れるサービスは多くありません。

有料で使えるツールは、有名なものではAdobe社のデザインツールがありますが、専門知識が必要になってしまいます。テンプレートも存在しますが、全世界に多くのユーザがいるため、どうしても使い回されたデザインが多くなってしまうでしょう。

Webセミナーを無料サービスで行う場合

Webセミナーは、次の2つの要素から成ります。

① 動画配信をオンラインで行うこと
② セミナーの招待状の送付や、参加者の管理

Webセミナーで動画配信を無料で行う場合、無料サービスで有名なのはYouTubeやニコニコ動画、ツイキャスなどの配信サービスがあります。

しかし、これらのサービスは無料で大勢に配信することを想定しているため、特定の参加者へ向けた配信にはあまり向いていないようです。有料で参加者を募って配信先を限定するような機能にも乏しいと言えるでしょう。

また、「無料のパーソナル向けツール」というイメージが強く、ビジネスの信頼性という観点からもあまりお勧めできません。

以上、4つの機能を無料サービスで行う場合の手間と安全性について考えてみました。

手間やリスクの多い無料サービスですが、もっとも大切なことは、これらの機能がバラバラのサービスに散らばってしまうという点でしょう。

GetResponseを使うと何が良いの?

GetResponseを使うと、無料サービスと比較して「すべての機能を一つのサービスでまとめられる」「信頼性がある」といったメリットがあります。また、有料ではありますがリーズナブルに使いはじめられます。

GetResponseのメリットを項目ごとにご紹介しましょう。

機能を連動して使える

GetResponseでは、顧客リストを中心として、各機能を連動して使えることが大きな利点です。

たとえば、メールマーケティングで使った顧客リストをWebセミナーへ流用したり、新しいランディングページの告知を配信したりといった使い方ができます。

大切なお客様の個人情報を一元管理することで、情報の取り違えもなくなり、安心して使うことができますね。

ビジネスの観点から信頼性がある

GetResponseは有料サービスであるため、無料サービスと比べるとビジネスの面で信頼性があります。セキュリティも責任を持って管理されていると言えるでしょう。

リーズナブルに始められる

GetResponseは、メールマーケティングを月額$15~(日本円で約1500円強)から使い始めることができます。

他社のメールマーケティングツールが1000円~3万円と幅があることを考えると、決して高い方ではないでしょう。

安くて機能の少ないサービスと比べて、必要に応じてアップグレードすることで、ランディングページやWebセミナーまで管理できることを考えれば、月額$15から始められることはリーズナブルと言えるでしょう。

各プランについては、詳しくは次の項をご覧ください。

GetResponseの価格とプラン

GetResponseには、無料アカウントと有料アカウントがあり、有料には複数のプランが用意されています。

無料アカウントと有料アカウントの違い

無料アカウントでは、お試しで30日間ダッシュボードを使うことができます。

有料プランは、Eメールマーケティング(購読者1000人まで)が使える初心者向けのプランが月額$15から。上位のプランにアップグレードすることで、ランディングページの拡張やWebセミナー機能が使えるようになる仕組みです。

有料プランには、次のようなランクがあります。

  • Emailプラン(月額$15~):メールマーケティング、シングルユーザ
  • Proプラン(月額$49):Webセミナー、マルチユーザ
  • Maxプラン(月額$165):Proの拡張、キャンペーンコンサルテーションなど
  • Enterpriseプラン(月額$1,199):Maxの拡張、専用IP、専用インフラなど

無料アカウントでできること

GetResponseの無料アカウントでは、ダッシュボードから次の機能を利用できます。

  • フォームの作成
  • ニュースレターの作成
  • ランディングページの作成
  • 連絡先の追加
  • オートレスポンダーの作成

GetResponseの無料アカウント作成手順

GetResponseの無料アカウントはメールアドレスと電話番号認証のみで作成できます。クレジットカードは不要です。

① GetResponse公式サイトへアクセスし、画面中ほどにある「無料トライアル」を押します。

② 無料トライアルの登録画面が表示されるので、情報を入力します。

上から順に次の通りです。

  • 名前(日本語/アルファベットどちらでもOK
  • メールアドレス
  • パスワード

パスワードは次の決まりにしたがってください。

  • 6文字以上
  • アルファベットと数字の両方を含む
  • 大文字と小文字の両方を含む
  • 特殊文字(@など)を含む

すべて入力したら、「アカウントを作成」を押します。

③ 次の画面が表示されると、入力したメールアドレスへ確認メールが送信されます。メールをチェックしてください。

④ 確認メールを開いて、「アカウントをアクティブにする」を押します。

⑤ 「アカウント設定の完了」と書かれた画面が開くので、詳細な情報を入力します。

すべてを入力したら、「アカウントに移動」を押してください。

⑥ 最終ステップとして、携帯番号の認証が必要です。電話番号を入力し「コードの送信」を押してください。

⑦ 携帯電話に送信された認証コード(数字6桁)を入力し、「認証」ボタンを押します。

認証コードが届かない場合は、画面中ほどの「新規コードのリクエスト」を押すと、再度コードが送信されます。

⑧ 次の画面が表示されれば、無料アカウントの作成手続きは完了です。

⑨ 「ツアーに移動」を押すと、チュートリアルが始まります。(画面は省略します)

⑩ 「自分のペースでチェック」を押すと、ダッシュボードへ移動します。ダッシュボードは30日間利用できます。

 

まとめ

GetResponseは、誰でもかんたんにメールマーケティングやランディングページの作成が行える、オンラインマーケティング・プラットフォームです。

GetReqponseがあれば、ビジネス立ち上げ時から知名度の拡散時にいたるまで、無限の可能性をインターネット上で獲得することができます。どんどんブランディングとマーケティングを駆使して、Web上で売上を高めていきましょう!

無料アカウントはメールアドレスと電話認証だけで作成でき、30日間ダッシュボードを利用できます。

無料アカウントではすべての機能が使えるわけではありませんが、基礎的な機能は使えるので、興味のある方は一度登録してみるとよいでしょう。

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